こんにちわ!
忙しい日が続いていて更新できていませんでした。。。。
この更新していない間に法人化し、株式会社ぜんりょう設備企画となりました。
法人成してバタバタとしており、更新ができておりませんでしたがだいぶ落ち着いてまいりました。
今回は法人化した経緯や、図面屋さんの未来について大きなくくりでお話できればと思います。
現在頑張っている図面屋さんやこれから独立して図面屋さんをやろうとしている人に、
少しでもヒントになるのではないかと思います。
あくまで私の意見ですのでエンタメ的に見ていただければと思います。
それでは行ってみましょう!
法人成した経緯
2023年2月に独立し、個人事業主として本格的に図面作成事業をスタートしました。
毎日が忙しく、それこそ施工管理している時よりもやることが多い時期が続きました。
それでも、自分で稼ぐということ、会社に縛られていないことが何よりもうれしくて、やったらやった分だけの対価がついてくることに楽しさを感じ、何も苦になりませんでした。
日中は忙しく時間が取れないことが多いので、
心の整理をするために毎朝、ぼーっと考える時間を取り始めました。
そこでふと思います。。。
図面屋さんはおそらく、1~2社くらいのサブコンさんや
設計事務所からのお仕事が80~90%だと思います。
私は元々独立したときはそのどちらでもない会社さんからお仕事を頂いておりました。
しかし、1社や2社に依存することは将来的にもリスクがあると考え、
いい解決策はないかと思考を巡らせていました。
そんなある日、こんなことを思いついたのです。
個人の図面屋さんで新規開拓営業ができれば最強では?
施工管理をずーっとしていたので、営業の「え」の字も知らない私にとって
どうすればよいのか全く分かりませんでした。
知り合いは何人かいるものの、その人たちを頼ると借りを作ってしまうという、
変なプライドもあり、色んな営業の本を読んで勉強しました。
そこで得た営業の本質みたいなことを生かして、すっからかんの頭をフル活用して、
新規開拓営業を行いました。
昭和のやり方です、、、、
それでも1社から返信があり、お仕事をもらえることになりました。
東証プライム上場のサブコンさんです。
飛び跳ねて喜びました。。。
いざ打ち合わせの為に訪問し、プロフィールシート等を提出し、
検討していただけるとなったのですが、、、
打ち合わせが終わって帰っている最中に電話があり、こう告げられました。
個人との取引は社内的に難しいから、法人にしてからまた連絡ください。
そう簡単にはいかないんですよね。。。
この日、私は個人事業主の限界を知りました。
それでも法人にすれば、仕事を頂けるという確約が取れたんじゃないかと勝手に解釈しました。。。
そして、自分は本当に何がしたいのか?なんの為に独立をしたのか?
そんな根本的なことを考えさせてくださいました。
何日も考えました。。。
やはり自分は、もちろんお金も稼ぎたいが、
事業を大きくして少しでも社会に貢献したい!
死んだ魚の目をしている現場監督をこの世からなくし、
ギラギラとした活気あふれる建設現場を一つでも多くしたい。
そしてそこから繋がる人々の快適な暮らしを、縁の下の下の力持ちとして支えたい。。
「人々の豊かな未来図を描き続ける会社」
こうして私は、法人化して事業を拡大することに決めました。
施工図屋の未来
現在、様々なものが人の仕事の代替えになりつつあります。
ChatGPT等のAIについてもその一つだと思います。
ここで考えてみてください。
図面屋さんはいなくなる?
我々図面屋さんの仕事はこのAIに取られるでしょうか?
自動で図面を書くことができれば図面屋さんの作業は必要なくなる、、、
簡単に見るとこう考えるのが普通です。
しかし、違った視点もあります。
我々図面屋さんは施工図作成事業を提供していますが、それはあくまでツールです。
施工図作成事業を通じて、皆さんは何を提供していますか?
1つの答えとして現場に、「時間」を提供しています。
現場で施工図の検討する時間は、お金を払ってでも
現場でしかできない安全や作業計画を
検討する時間に使いたい。
そう考える現場さんがいるからこそ、
私たち図面屋さんの需要があるのです。
しかし、仮に施工図作成が簡単にできるツールが開発されたとして、
現場さんはそれを使ってチェックするだけで良しとなります。
この「時間」というものは、AIで代替えされるでしょう。
じゃあ他に我々は施工図作成事業を通じて何を提供しているのでしょうか?
ここに、図面屋さんが生き残るヒントが隠されていると思っています。
図面屋さんが得られる対価とは?
もう一つ対価について考えてみましょう。
施工図作成事業を提供し、顧客から対価を受け取りますよね。
納期までにきちんとした成果物を渡すことで報酬を受け取ります。
我々が受け取る対価は何ですか?
そう。1つはもちろんお金ですよね。
会社を運営したり、ご飯を食べていくにはお金が必要です。
これはもちろんなのですが、他にもらっているものがありますよね?
その答えは、信用だったり次のお仕事という見方がありますが、
もっと重要なものを図面屋さんは受け取っているんです。
お金でも信頼でも次の仕事でもないものを、、、
これが図面屋さんで生き残る上で、
そして建設業が一気に改革できる重要な鍵だと思っています。
さあ、それはなんでしょう。。。
さいごに
この世界にはいろいろな問題や欲求があります。
その問題を解決する為、欲求を満たす為に、人々は会社を作って解決しています。
そんな大きな枠組みの中で、上記に述べた経緯、想い、考えをもって株式会社ぜんりょう設備企画は誕生し、歩み始めました。
『図面が変われば現場が変わる、現場が変われば建物が変わる、建物が変われば人々の暮らしは変わる』
日本ではまだまだ良いイメージのない建設業を、施工図作成事業から改革のテコ入れをみんなでやりませんか?
少しでも何かのヒントになってくれれば幸いです。
最後まで読んで頂き有難うございます。
このぜんりょうブログでは建築設備業界の図面屋さんや現場監督さんへ、為になりそうな情報や考えを発信していきます。
ご興味あれば次回の記事も読んでいただければ嬉しいです。
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それでは!
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