【CADオペ必見】建築設備の施工図を書く前に意識すべきたった1つのこと!

こんにちわ!

今回は建築設備の施工図を書く前に確認するべきたった一つのことを紹介します。

施工図を書くために意匠図や構造図、設備図のCADデータをもらう必要があります。
そして、CADデータをもらうといきなり図面を書き始めていませんか?

確かに書いてみないと分からないことがいっぱいありますし、すぐ書きたい気持ちも分かります。
それでもあえて『あること』を最初に確認し意識すべきことがあります。

この記事を読むことで、優秀な図面屋さんになるきっかけになります。

ぜひ最後まで読んでみてください。

施工図を書く前に意識すべきこと

最初に結論ですが、施工図を書く前に意識することはこれです。

建物用途と使い勝手

これを把握することで頼れる図面やさんになり、現場から引っ張りだこになります。
それはなぜか?解説します。

なぜ使い勝手を把握する必要があるのか?

建物といっても色んな建物がありますよね。

  • 病院
  • 老健
  • 工場
  • 事務所ビル
  • スポーツ施設
  • 学校

自分が今から書く施工図はどんな建物でどんな人が使うのか、状況をイメージしてみてください。
できる範囲で結構です。

例えば、、、、

病院の場合
先生、看護師さん、患者さん、お見舞いに来る人がいます。
手術する部屋もありますし、レントゲンを撮る部屋もありますね。
一刻を争う部屋で水漏れなんかしたら大変ですよね

幼稚園の場合
メインは子供さんで、先生や保護者の方、、、
あと理事長先生もいるかなー、
リモコンでいたずらして空調が止まったりしたりすると管理も大変ですよね。

工場の場合
ラインで作業されている方はどんな服装を着て作業しているんだろう。
半導体工場だったら熱を発生させる機械や排気が必要な機械もあるかもしれない。


こんな風にざっくりでいいので建物の中の状況をイメージしてみてください。
これだけで施工図を書くときに色んなことを押さえられるようになります。

・介護用のベットの真上にルームエアコンがあるけどいいのかな?
・保育室なのにカランの高さが750mmの衛生器具を採用してていいのかな?


このように疑問を抱くようになります。
これを図面と一緒に質疑書として現場に提出してください。

え?この図面やさん考えれてくれてるやん!!


こう思ってくれるはずです。

現場はそんな図面やさんに頼みたくなるものです。
これであなたもできる図面屋さんの仲間入りです。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
これから施工図の作成の需要が格段に多くなってきます。
当然それに合わせて図面やさんも多くなってくると思います。

どこで差別化を図るか?

その1つに考えらる図面やさんかどうかがキーポイントになります。

言われた通りにやるのではなく、自ら考えて納得してから図面を書く。
これだけで自分の図面屋さんとしての成長に大きく関わってくると思います。

常に学ぶ姿勢を忘れない。


ぜひ意識してみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
このブログでは施工図についてはもちろん、建築設備について為になる情報を発信していきます。

またサブコン初心者の現場監督向けのブログ「building papa」も運営しています。

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それでは!
また!

ダクトのぜんくん

この記事を書いた人

ぜんりょう設備企画